こんにちは。
今回は、愛はお金で買えるのかというテーマで書いていこうと思います。
まず、結論としては、愛はお金で買えない。お金で買えるとしても、それは満足感であって、愛ではない。ということです。
このテーマを書く上で、大切になってくるのが、お金に対する価値観です。
お金は信用を具現化したもの
まず、大切なのが、お金=信用であるということです。信用というのは目に見えないものなので扱い方が難しい。そこで、定量的にはかれるものがほしい。そういう考えによって生まれたのがお金です。
昔は信用も込みで、物物交換していましたが、値切ったり、交渉するのが面倒だったのは想像しやすいことだと思います。
信用と信頼
次に、信用と信頼の違いについて確認したい。
信用と信頼は似ているようで全く異なる概念です。
信用とは、取引です。「自分はこれだけのことをするから、あなたはこれだけのことはしてくださいね」というのが信用です。
見返りを求めるのが信用というわけです。だから信用してお金を払います。「これだけのお金を払うから、これくらいのサービスはしてね」というのが信用になっている訳です。このことからも、お金が信用の具現化したものであると言うことには納得できると思います。
それで、信頼は何かというと、無条件で相手のことを信じるということです。相手には期待はしても、見返りを求めないのが信頼です。
「あなたのことは、失敗しても、成功しても、どっちにしても信じる」というのが信頼です。
信用はある意味軽く、浅いのに対し、信頼は、重く、深いイメージを持ってもらえるとわかりやすいかと思います。
信用と信頼で言えば、愛に近いのは信頼ですよね。
愛とは無条件の信頼であり、良いことも悪いことも受け入れる覚悟と言い換えることもできると思っています。
このことから言えば、お金は信用は買えても、信頼は買えない。
そして、愛もお金では買うことができません。
ではなぜ、お金で愛を買えると思う人がいるのかということに関して考えてみたいと思います。
お金でほとんどのことを解決できる世の中
最近の世の中は特に、お金があれば何でもできるし、お金がなければ何もできないですよね。
お金があれば、たとえ引きこもってても生きていけます。
アマゾンで発注して、ウーバーイーツで食べ物を頼むこともできてしまいます。
そんな便利な世の中だからこそ、お金が万能なものであるかのように錯覚してしまいがちです。
このことに関しては別の記事も参照してみてください。
でも、お金があっても不幸せな人もいれば、お金がたくさんあるわけではないけど幸せな人もいるのは事実です。
幸せとは、自分で決めることができるものだからです。
自分がすでに幸せであると思えてるなら幸せで、足りない、自分は幸せではないと思っていたら幸せではないのです。
何に幸せと感じるかは人それぞれで、小さな幸せはそこら中に転がっているからこそ、気づける人は幸せになるし、気づけない人は永遠に幸せにはなれないのかもしれません。
詳しくはほかの記事に書いているのでそこに譲ります。
それで、話を戻すと、お金は万能であるかのように思いがちですが、そうではありません。例えば、自分のメンタルです。自分のメンタルを強くするのにお金で解決できるわけはありません。どんなメンタルコーチを雇っても、究極的に自分でなんとかしないといけないのがメンタルです。
ほかにもコミュニケーション能力とか、学力とか。お金では買えないものがたくさんあります。
それを1つにまとめると、人間性です。
人間性はお金では絶対に買うことはできません。
愛とは、人間性なのではないでしょうか。その人の人間性の深さを表している1つが愛だと思います。このことからも愛はお金では買うことはできません。
では次に、レンタル彼氏、風俗などに関して考えていきたいです。
レンタル彼氏や風俗が与えてくれるのは満足感であり、愛ではない
レンタル彼氏や風俗に関しても、愛ではないと思います。
結局お金を介してのやりとりなので、信用を買っているだけです。
お金に見合ったサービスを受けれて満足するだけなのだと思います。
お金を払うということをしている時点で、それはすでに取引であり、愛とはほど遠いものになってしまっているのだと思います。
だからといって、レンタル彼氏や風俗が悪いと言っているのではなく、満足感は得られても、愛されている感覚は得られないのではないかということが言いたいだけです。
お金で自分の欲求を満たすのを全否定する気はないですし、欲求を抑えすぎて、爆発するよりは、ある程度の発散をするのは必要だと思いますし、そのために使うなら別に良いのかなとは思います。
という感じで、「愛はお金で買えるのか?」という問いに関しても僕の答えは、「愛はお金では買えない。買えるのは信用であり、お金を介している時点で愛とはほど遠い。満足感は買えるかもしれないが、結局のところ愛はお金では買えない。」ということです。
では。