2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「国境の南、太陽の西」を読んだ感想

今回は、村上春樹の「国境の南、太陽の西」を読んだ感想を書いていこうと思う。 この文章の目的は、読んだ感想をただ伝えるだけではなく、読んで僕自身が考えさせられたことや、今の日本人が抱える問題点について書くことだ。 この小説が書かれたのは、1992…

闘病記(肺気胸5回目)

突然ではあるけれど、 現在入院中である。 また肺気胸になってしまった。 肺気胸について知らない人もいるかもしれないので、 一応説明しておく。 気胸(ききょう)とは?症状と原因、自然気胸のステージ別の治療を解説 - ヨクミテ|医師監修の医療メディア …

1日1徒然草

最近、1日1徒然草ということをやってみている。 単純に、1日に一つ、徒然草を読んで、写経するだけ。 習慣化して、できる限り続けようと思っていて、毎日インスタのストーリーにあげている。 やってみてわかったけれど、 卜部兼好、かなりすごい。 すげぇこ…

「流浪の月」を読んだ感想

凪良ゆうさんの「流浪の月」を読んだので、その感想を書いておこうと思う。 流浪の月 (創元文芸文庫) 作者:凪良 ゆう 東京創元社 Amazon まず、ストーリーが面白かった。 読みながら、先の展開は読めたし、その読み通りの展開だったけれど、 終始、不穏な空…

エーリッヒフロム「愛するということ」を読んだ感想

エーリッヒフロムの「愛するということ」を読んだので、その感想を書いておく。 愛するということ 作者:エーリッヒ・フロム 紀伊國屋書店 Amazon この本、本当にいい本なので、おススメ。 以下、はじめにより引用 人を愛そうとしても、自分の人格全体を発達…