【Netflix】 オススメ! 「監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影」

今回は、ネットフリックスのおすすめドラマを紹介します!

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それが、「監視資本主義:デジタル社会がもたらす光と影」(以下、監視資本主義)です。

 

デジタル社会、特にSNSの弊害について述べた本といえば、

スマホ脳ですよね。

 

この手の本は他にもたくさんありますし、

読んだことがある人も多いかもしれません。

 

これらを読んだことのある人にもおすすめしたいのが、

監視資本主義

なんです!

 

なぜ、おすすめなのかと言えば、

SNSの開発者の話を聞けるということ、

そして、多角的な視点からSNSのことを考えられるということです。

 

「監視資本主義」では、

たくさんのIT企業の開発者を招いて、

インタビューを行っています。

 

フェイスブックの創業者のマーク・ザッカーバーグ

アップルの創業者のスティージョブズ

単体でインタビューしたものもたしかに面白いですが、

 

いろんな企業の開発者の話をまとめて聞けるというのは、

珍しいのではないでしょうか。

 

しかも、そのいろんな企業の開発者が同じように危機感を持っている。

というところも印象的でした。

 

まあ、最近では、SNSの弊害も広く認知されるようになったわけで、

SNSの悪い面が意識されるようになってきたのですが、

最終的には、監視資本主義に登場するSNSの開発者たちは、

割と楽観視しているようです。

 

これが面白い点で、

なかなか僕ら一般市民は、今のSNSに楽観できるものではないのですが、

開発者たちの視点では、SNSは制御可能なものとしてとらえているようです。

 

考えてみれば、当たり前の話で、

開発者ということは、SNSの作り方が分かっているということで、

どこをどう変えれば、SNSがより良いものに変わっていくのかということも、

よくわかっているということなのです。

 

彼らが言っているのは、

もっと倫理的なデザインに変えるということで、

サブリミナルに人を誘導する機能をなくすということ。

 

今では誰しも経験があるかもしれませんが、

アマゾンで無駄な買い物をしてしまったり、

ユーチューブの広告で本来いらないはずのアプリをインストールしてしまったり、

そうやって巨大なIT企業は、人の潜在意識をコントロールして、

その人自身が買いたくなるようなものを個人個人に最適化して打ち出しているわけです。

 

そういう悪徳?な広告をやめさせる方法をこのドラマ(ドキュメンタリー)の中で提案していて、

僕がめちゃくちゃ面白いなと思ったのは、

データに税金をかける。

ということ。

 

僕らの検索履歴や僕らのSNSでの行動を企業が取得するときに、

税金をかけるという提案でした。

 

今はデータには税金がかかっていないわけなので、

どれだけでも僕らのデータを取り続けられるのですが、

そこに課税することで、それを抑えることが可能だということです。

 

こういう新しいアイデアに触れるのは

すごく面白いなと思いますし、

今の時代は変化が速いからこそ、

最新のテクノロジーの話を多角的な観点で考えていくのは

とても重要なことなのではないかと思います。

 

もし面白いな!と思った方は、

ぜひ見てみてください!

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最後まで読んでいただき、

ありがとうございます!

では!