術に溺れず、道に生きる   術がハヤル現代にこそ見直したい考え方

こんばんは

 

今回は、術と道というテーマで書いていく

 

 

道とは?

 

あなたは道とは?と聞かれた時に何を想像するだろうか。

 

 

道路、森のあぜ道、あるいは武道などを思い浮かべるかもしれない。

 

 

今回語っていきたいのは、精神的な世界、人生で大切なのではないかと個人的に考えている道の生き方である

 

 

道と術という概念をまずは導入しておく。

 

 

道とは、美しさを求める生き方のことであるとここでは定義しておく。

 

 

術とは、力、権力、能力といった競争社会で重要な力と定義しておく。(技術、お金を稼ぐノウハウ)

 

 

 

 

では本題に入ろう。

 

 

 

結論から言うと、人生では道に生きることがとても重要である。

 

 

術に溺れてしまうと一時は成功したとしても長くは続かないというのが私の考えである。

 

 

 

昨今流行っているのは紛れもなく術である。

 

 

どうやってお金を稼ぐのか、

 

学歴とかもそうかもしれない。

 

 

この資格をとっておいた方がいいとか

 

この大企業に就職すればいいとか

 

 

そういった考え方はまさに術に偏っている。

 

 

 

術の考え方の一番の欠点は、近視眼的にしか物事を見ることができないという点だ。

 

 

術には先がない。

 

具体的にいうと、お金を稼いだあと というのがごっそり抜けているのだ。

 

お金を稼いだ後どうしていきたいのか。

 

稼いで自分が裕福になりたいという場合、長続きしない。

 

なぜかといえば、お金を稼いだら、そこでゴールだからだ。

 

 

健全なゴール設定が重要だ。

 

 

健全なゴールとはなにか。

 

それは夢である。

 

 

夢とは、人生すべてをかけたらやっと叶いそうな理想のことだ。

 

それを持つのが術におぼれないため、道に生きるために大切だと思う。

 

 

夢は抽象度が高い。

 

 

ちなみに結婚とか、大学合格とかは夢ではない。人生すべてをかけなくても叶いそうだからだ。

 

人生かけて結婚できましたといってもそんな薄い人生には美しさはないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

術に溺れると、他者との比較の中でのコンプレックスをいつまでも抱えることになる。

 

 

よく聞く話だが、100万稼ぐ人は120万くらい稼ぎたいといい、1000万稼いでいる人も、1200万稼ぎたいというのだそうだ。

 

 

これは、術に偏っている結果だといえる。

 

術に偏った結果、いつまでも、もっとほしいと考えてしまう。

 

 

いくら稼いだところで、もっと稼いでいる人はどこにでもいる。

 

 

1億稼いでいたってビルゲイツには勝てない。

 

術は短期的に結果が出やすい。

 

だから術に溺れる人は多くいる。

 

だが、その人の内面は全く育たない。

 

 

今の日本でも術がはびこっている。

 

術は西洋的といえば偏見になるかもしれないが、日本はもともと和の国である。

 

 

個人で結果を出すよりも、関係性のなかで能力を発揮したりしていくことが得意なのだ。

 

 

これは、日本がチーム競技に強いこと、漫画でも仲間を集める漫画が多いこと、しかもヒットしている漫画がそうである場合が多い。

 

海外のアニメを見てみるとどうだろうか。

 

パーマンとかって完全な個人の力である。

 

話がまとまらないが、

 

そういった感じで、今の社会は、術に偏っているのが現状だ。

 

 

昔の日本は違った。

 

個人で術を身につけて願望成就のために行動するというよりは、全体のことを考えていた。

 

例えば戦前、戦前はみな日本の繁栄、大東亜共栄圏の実現のために戦っていた。

 

それがいいか悪いかはさておき、その当時の日本人は、日本のために、アジアのために戦っていた。

 

戦前に戻れというのではない。

 

戦前の狂信的な愛国心をもてというのではなく、他者貢献の精神をもう一度見直すことが重要なのではないかと考えている。

 

 

それが道の考え方につながるのではないだろうか。

 

 

道と術を両方極めている人物としてまず浮かぶのが、イチローだ。

 

イチローは世界トップクラスのバッティングの技術を持つ。

 

その上、彼の生き様は人の心を感動させるものがある。かれの言動もそうだ。。

 

話がそれるが先日、イチローがサイコロで人生ゲームのようなことをやっているyoutubeの動画を見た。

 

そこでもとても深いことを言っていた。

彼は術を極めつつも、道に生きているのだと思う。

 

 

自分の理想をしっかり持っている。

 

術は結果主義だ。

 

結果がすべて。結果が出なければ意味ない。結果が出れば最高。というのが結果主義の考え方である。

 

 

結果主義になると何が良くないかといえば、結果に一喜一憂してしまうことだ。

 

 

イチローを例にとってみよう、

 

 

 

 

彼は結果主義ではない。彼はヒットを打ってもいまいちだった場合とても反省するらしい。

 

ヒットを打てなかったとしても、何か試したことがうまくいったら次にまた生かそうとさらに努力する。

 

 

このように術に偏っていない人は、内容を大切にする。

 

 

よく勝ち負けは重要ではない。と言われるが、まさにその通りである。

 

勝ち負けよりも内容がどうだったのかを考えると結果に縛られず、浮かれもせず、落ち込みもしないというマインドを作れる。

 

イチローはその点でとても参考になる。

 

イチローの所作を見ていると美しいなと思う。

 

 

こういった生き方ってかっこいいなと思うし、惚れ惚れする。

 

 

幼少期からイチローは私の憧れの人の一人だ。

 

 

イチローのように私は生きたい。

 

 

 

かっこよく、美しく生きたいと願っている。

 

 

美しさのセンサーは日本人は優れている。

 

日本人の美的感覚はすさまじい。

 

 

電車も遅延が少なく、街をみてもどこもきれいだ。

 

 

これは日本人の気質であると思う。

 

 

どうやって生きればいいかは、すでに自分の中にあるのだ。

 

 

日本人的な美的感覚を研ぎ澄ましていくことだ。

 

 

 

お金を稼ぐでも、どういった気持ちで稼ぐのか、テーブルを拭くという行為一つからでも美しい拭き方があるはずである。

 

そういった美しさを意識して生きる。

 

 

それが日本人が最近忘れがちな道の考え方なのではないかと思っている。

 

 

 

道を大切に生きていこう。

 

 

 

今回は道に生きるというテーマで書いてみた。

 

 

 

ちょっと思いテーマだったので、である調で書いてみました。

 

たまにはこういった重めの内容も書いていくので参考になったら幸いです。

 

 

ではありがとうございました。

 

自分史上最長のブログでした笑