我慢に逃げない

あなたは我慢していないだろうか?

我慢するのは美徳であるように勘違いしている日本人は意外にも多い。

我慢は逃げである。

もし、あなたがこの言葉を目にして疑問を抱くなら要注意だ。

我慢というのは自分の人生から目をそらしているということなのだ。

あなたは、人生で「こうしていきたい!」という願いがあるにもかかわらず、それを何かにつけて言い訳をし、我慢している。

それは、あなたの人生から逃げているのではないだろうか。

我慢をしているときは楽しいわけがない。

 

苦労を苦労とも思わないことこそが、あなたの楽しいことなのではないか。

物事の判断は、誰がするのか。

あなた自身である。

楽しいか楽しくないかの判断はあなたにしかできない。

もし、「これは楽しそう!」とあなたは心から思ったとして、それをやっている内に「やっぱり、楽しくないかも…」と思ったとする。

そういうことは往々にしてあることだろう。

楽しそう!と思ったのに、楽しくなくなること。それはあなたの本物の楽しいことではなかったのだ。

たしかに、楽しむためにはある程度の実力が必要だし、なんでもかんでも素人のままできるほど才能があるわけでもない。

しかし、本物の楽しいことというのは、楽しむための基礎練習すら楽しいはずなのだ。

やっぱり楽しくないかも…と思った直感による違和感。

その違和感を我慢してはいけないのだ。

違和感を放置することは我慢であり、それはあなた自身から逃げているにすぎない。

違和感を違和感のまま放置するのではなく、違和感を抱く時点でそれはあなたに向いていないことだと思った方が健全だ。

違和感を我慢して、さらに違和感が増大したなら、もはや楽しいことではなくなっているはずだ。

我慢をやめたときからが本当の人生なのだ。

あなたは我慢をしてはいけない。

我慢をするのはあなたの人生を無駄にしてしまうから。

肩の力を抜いて、頑張らないで、我慢をしないで生きていこう。