最近話題の暗号通貨(暗号資産)用語についてまとめてみた!

最近話題の暗号通貨系の用語って

横文字がたくさんあって、

なんかよくわからない!

と思っていたので、本を読んでみた。

 

この本は、対話形式で、

とても読みやすく、

かつまとまっているので、

オススメである。

 

では、さっそく書いていく。

 

暗号通貨を理解するには、

その背景にある思想を理解する必要がある。

おそらくそれがこれらの用語の理解を妨げており、

逆にそれを理解すれば、

すべての用語がつながった状態をつくることもできる。

 

その点を意識しながら読んでいただけると幸いである。

ビットコイン

ビットコインのそもそもの発端は、

お金とは何なのか?

というお金の本質に根ざしている。

お金の歴史とその本質

現在では、

紙幣や硬貨などの「お金」を使っているが、

江戸時代にはそれが米であったし、

世界では塩が使われた時代もあった。

 

もともとお金は、

物物交換をするのが億劫だから

定量的に価値を定める手段として存在する。

 

億劫というのが割と重要なキーワードになっている。

 

塩で交換していた時代には、

塩をいちいちはかったりするのは億劫だっただろうし、

塩を保存するにおいても億劫だっただろう。

 

米でも同様である。

 

どの時代においても、お金に対して億劫な気持ちが人間にはあった。

だから、お金を進化させてきた歴史があるのだと思う。

 

もともと金本位制だったときは、

金との兌換紙幣としてお金は存在していた。

 

けれど、金本位制世界恐慌において不便な事態に陥り、取り付け騒ぎなどが起き、崩壊していった。

 

これも、お金のあり方として完璧ではなかった、つまり億劫な部分が残っていたから、崩壊したのだとも考えられるだろう。

 

そして現代には現代なりの億劫さがお金には残っている。

銀行の手続きだとか、

クレジットカードとの紐付けだとか、

脱税だとか、

給与未払いだとか、

まだまだ現在のお金にも不都合な部分は存在するのは実体験としてわかる人も多いはずだ。

ビットコインの誕生

そこで、あたらしくお金を進化させたのが、

暗号通貨、ビットコインというわけなのである。

 

そもそもお金というのは実態に価値があるわけではない。

数字というデータに価値がある(現在では)

銀行口座の数字に価値があるのであって、

一万円札の紙切れという物体そのものに価値があるわけではない。

 

そこから発想すれば、

お金をすべてデータ化して、

データ上での手続きのみの決済手段が可能であるということがわかると思う。

実際にキャッシュレス化は進んでいるし、

○○ペイみたいなアプリは山ほど存在する。

 

つまり、みんな暗黙のうちに、お金はデータで事足りるということを知っているということなのだ。

 

それを応用したのが暗号通貨ということになる。

暗号通貨には根幹の技術にブロックチェーンが使われている。

ブロックチェーン

ブロックチェーンは、分散型台帳と訳されることが多いが、

とどのつまり、

お金のやりとりや交換のやりとりを、

中央で役所が管理するのではなく、

個人で、その取引を確認することができ、

個人で、それを管理することができる技術。

ということだと僕は認識している。

 

個人で管理できるというのがブロックチェーンの革新的なところで、

先ほども書いたが、役所などを介して行われる面倒な手続きの必要がなくなり、

中央集権的な権力が管理するわけではないため、

取引はより自由になり、

そして自己責任において行われるものだと認識している。

ブロックチェーンの思想

ブロックチェーンの思想は、

脱権力

だと言える。

今までは、例えばGAFAのような巨大なプラットフォームが莫大な富を独占してきたり、国家権力がお金の流れを統率したりしてきたが、

それらの権力や国家を信用していないが故に生まれた技術だと言える。

これまで押さえつけられてきた個人の自由を最大限に解放したい!という思想に基づいたものだと僕は考えている。

これまで政府や企業が力を持ちすぎて、個人が得られないような利益を得たり、一般人から搾取したりしてきたという見方もありますので、「個人が主権を持ち、エンパワーされる革命を起こしましょう」という考え方が魅力的なわけです。

お金の未来 (講談社現代新書)

40頁より引用

 

ここまでが理解できたら、他の用語もつながってくるはずである。

ステーブルコイン

ステーブルコインは、安定したビットコインと考えれば良い。

数年前などにビットコインが暴落したりして話題になったが、当時はまだビットコインも安定していなかった。

その点を改善したのがステーブルコインだと考えて良い。

まあでも、ステーブルコインも暴落したりしているので、本当にステーブルなコインなのかは定かではない。

ステーブルコインStablecoins)とは、その価格が暗号通貨法定通貨、または市場で取引されるコモディティ貴金属や工業用金属など、いわゆる商品)などと連動(ペッグ)するよう設計されている暗号通貨である[1]

ステーブルコイン - Wikipedia

スマートコントラクト

スマートコントラクトは、スマートな契約。

ブロックチェーンを使った契約と考えれば良い。

つまり、役所などを介さずに個人間で契約を行うということ。

そして、契約の内容はプログラムになっていて、

ブロックチェーン上でそのプログラムを実行する仕組みである。

例えばわかりやすく言うと、

給料を毎月10万円支払う契約を交わした場合、

毎月10万円を支払うのはもう決まったことなのだから、

自動的に支払われるようにプログラムを組んで実装してしまうということ。

そもそも契約ってプログラミングとやってること同じだよね!

というところからの発想である。

イーサリアム

イーサリアムは、スマートコントラクトを使ったブロックチェーン

トーク

トークンは、ブロックチェーンを利用して発行される暗号資産。

NFT

NFTは、トークンの一種で、非代替性のトーク

Non-Fungible Tokenの略。偽造不可能である証明書付きのデジタルデータ。

非代替性ということは、交換不可能であるということで、唯一の価値があるものということ。

例えば、デジタルアートとか。

モナリザの本物は他のものに取り替えることはできない。

本物は本物として唯一の価値があるように、

唯一無二であることを前提にしているのがNFT。

だから偽造不可能である証明書がついているというわけ。

本物であることの証明がされている。と捉えても良いと思う。

最後に

まあ、こんなもんかな。

いかがだったでしょうか。

書いている僕自身の中ではものすごく頭のなかが整理されたので良かったです。

もし読者のあなたもそう感じていただけたら幸いです!

 

チャンネル登録、高評価、コメントお待ちしております。

では次回またお会いしましょう!

じゃあね!バーイ

YouTuberの終わりの挨拶テンプレ化しすぎてやる気ないよね笑