こんにちは。
今回は、最近読んだ本の中でダントツのオススメ本「熱く生きる」について紹介していこうと思います。
医者の鑑
天野先生は、まさに医者の鑑。
本当に、心が動かされた。
第一章に思いを磨けー世のため人のために生きろ
と書いてあって、その文字を見た瞬間にうなった。
僕は、いつも世のため人のために生きたいと思っている。
世のため人のために生きるのは簡単なことではない。
かなり大変なことだ。使命感がなければすぐにエゴに支配されてしまう。
天野先生は、ほぼ毎日教授室で寝泊まりしているそうだ。
それを美しいと思ってしまう。それだけ燃えて、打ち込めている人に対して本当に尊敬の念を抱いてしまう。
僕は結構医者の本を読む。
無意識に、医者の本を手に取っていることが多いのだ。
なんでかなと考えてみれば、僕は、医者という職業は幼少期から将来の選択肢として排除していた。
自分には、こんなの無理だ。とか自分にはここまで人のために生きるのは無理だと小さいながらにして思ったことをぼんやりと記憶している。
しかし、今になって思えば、それは自分にたいする意識のブロックを作ってしまっていたに過ぎないのだ。
魂レベルでは、誰もが世のため人のために生きたいという感情を持っている。
例外なく持っている。
現実的には、医者になれないかもしれないが、僕も天野先生のような世のため人のために生きれる人でありたいなと思う。
医者というのは、本当に他者貢献の意識や使命感がなければできない仕事だ。僕にとっては雲の上のような存在である。
そんな存在の人の書いた本にはやはり心を動かされるものがあるのだろう。
たぶん、それで僕は医者の書いた本が好きなのだ。
ワーカホリックと天野篤先生の違い
ワーカホリックとは、いわゆる社畜を自ら率先してやっている人のことだ。
医者は、ともすれば、残業の多い仕事であるし、それに見合った給料をもらえてるのかもわからない。
だから、ワーカホリックのように捉えてしまいがちだが、決定的にワーカホリックとは異なる。
その違いとは、仕事を楽しんでいるか楽しんでいないかの違いである。
天野先生は、決して楽しんでいるとは、本の中で書いてはいないが、僕はかなり楽しんで仕事をしているのだろうと思う。
たしかに、辛いことも実際あるようだし、かなり大変なのだと思う。
しかし、その中にも喜びや、楽しさを見いだして、医者としての仕事、医者としての自己研鑽を楽しんでいるように感じた。
やはり、仕事は、楽しまなければ続かない。
結局道に生きる
天野先生は、本の中で、医師道という言葉を頻繁に用いている。
僕は前から、道に生きることの重要性について書いてきたが、天野先生も道を究めることに重きを置いている。
結局道が大事なのだ。
天野先生のいう道というのは、「世のため人のために」という思いであり、それに根ざした医療である。
結局は、その根本の意志や思いというのが大切なのだと再認識させていただいた。
↑道の考え方についてはこの記事が詳しい。
覚悟で変わる
この本の中で、やはり一番最後の「おわりに」が印象的だった。
天野先生は決して、なにも犠牲にしないで、医師の道を究められているわけではないのだ。
いろいろなものや時間を犠牲にして、それでも使命感を持って、世のため人のために仕事をされている。
僕は、まだ自信がない。
本当に本心から世のため人のために生きれるのだろうかといつも問いを持っている。
それでも、どうすれば良いのかはわかっている。
覚悟だ。
天野先生と僕の違いは、覚悟の違いである。
覚悟があるから、貫けるのであり、僕にはまだ覚悟が決まっていないのだ。
さっさと覚悟を決めて、離欲して、世のため人のために生きようと思う。
最後に
この本は本当にオススメ。
医者を志す人はもちろんながら、仕事が楽しくないと嘆くサラリーマンにもお勧め。
仕事を楽しむ極意が詰まっている。
マジで読まないと損。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
では。