こんばんは。
今回は、財閥家の末息子を見たので、感想を書いていこうと思います!
結論から言うと、
最近見たドラマの中で、
1番面白かったので、オススメです!
ここから先は、
ネタバレしながら、感想を書いていくので、
ネタバレ嫌いな方はすいません🙇♀️
※ネタバレ注意※
さて、さっそく書いていきますが、
新しいな!と思ったのは、
現代史 ✖️ 転生 ✖️ サスペンス
という感じのところです!
厳密には、転生でもなかったかもしれませんが、
広い意味では転生という括りなのかなと思っています。
韓国ドラマで、転生を扱ってるのが僕としては新しく感じました。
日本では、転生ものはたくさんあるし、
人気ジャンルとして定着していますが、
「財閥家の末息子」は、
日本の転生ものとは少し違くて、
日本のものは、基本的に仮想世界、
現実ではない世界に転生するものが多いですよね。
リゼロ、転スラ、無職転生、などなど、全て異世界に転生しています。
それに比べて、財閥家の末息子では、
現実の世界の別人に転生するというところが、
新しい転生もののような気がして、
面白いなと思いました。
日本の場合は、現実に絶望して、
現実からの逃避として異世界転生が救いのような感じですが、
現実を変えるために現実の別人に転生するような感じでした!
また、現実の別人、
過去の人物に転生するので、
過去に起こることすべて知っている状態なわけです。
つまり、未来予測が100%当たるわけです。
未来予測が当たるということは、経済的には最強です。
未来予測できるっていうのが、
どれだけ経済の戦いに有利なのか、
ということがこのドラマで描かれていたのも印象的でした。
僕は理系なので、理系ネタでいうと、
なぜ人間は物理学でも数学でも時間微分したがるのか、
微分方程式を重要視してきたのか、
ということを肌感覚的に再認識させられました。
時間微分というのは、簡単に言うと、
時間で微分する、
つまり、単位時間での変化を見ることを指します。
時間で微分するということは、
変化を予測することに役立つんです。
微分の演算が入っている方程式のことを、
微分方程式と呼ぶわけですが、
微分方程式を解くとわかることの一つが、
あるものの時間的な変化なわけです。
あるもの、というのが経済なら、お金の流れでしょうし、
物理なら、熱や電場、磁場などになります。
また、経済の大元は数学です。
日本人は経済学部を文系として扱ってるので、その感覚が薄いですが、
間違いなく数学がもとにあります。
微分方程式がこれまで重要視されてきた理由の一つが、
未来予測ができるからです。
人類がこれまで、めっちゃ頑張って、
微分方程式などの経済法則を見つけようとしてきたわけですが、
未来から来た人は、次に何が起こるのか知っているわけで、
それこそラプラスの悪魔的な感じですよね。
未来予測こそが、投資の世界では最強であるということ、
これを体感的に理解できるドラマだったなぁと思います。
ちなみに、どんなに有能な投資家も、
未来予測が100%当たる人はいません。
どんなに天才的な数学者でも、
投資の世界では、失敗しています。
なので、本当に未来からタイムスリップできたら、
めっちゃ大儲けできるでしょう。
理系的な視点でいうと、
そんな感じの感想を抱いてしまいましたw
さらに、財閥家をテーマに扱っているので、
財閥解体や市場の自由化、
財閥内での権力闘争、
裏金問題、
世襲制の問題などなど、
社会問題もわかりやすく扱っていて、面白かったです。
韓国の歴史を扱っているわけですが、
日本でも、財閥の解体や市場の自由化などは
行われてきました。
日本の財閥解体といえば、
三井や三菱などの財閥解体が有名ですよね。
韓国も財閥が存在することで有名で、
スマホで有名なサムスンも元は財閥です。
そんな感じで、歴史的な背景も含んでいるので、
よりリアルに、もし未来を知っている人が、
その時代にタイムスリップしたら、
どういう投資の戦略を行うのか、
ということを考えながら見ることができて楽しかったです!
さらに、権力闘争から、
サスペンス要素を生み出していて、
誰が主人公を貶めようとしているのか、
ということを考えながら見てみることをおすすめします!
1番怖い人は誰だったのか、
衝撃的だったので、予想しながら見てみてください!
という感じで、めちゃくちゃ面白いドラマだったので、おすすめです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
では!