財閥家の末息子を見た感想

第16話

こんばんは。

今回は、財閥家の末息子を見たので、感想を書いていこうと思います!

 

結論から言うと、

最近見たドラマの中で、

1番面白かったので、オススメです!

 

ここから先は、

ネタバレしながら、感想を書いていくので、

ネタバレ嫌いな方はすいません🙇‍♀️

 

※ネタバレ注意※

 

さて、さっそく書いていきますが、

新しいな!と思ったのは、

現代史 ✖️ 転生 ✖️ サスペンス

という感じのところです!

厳密には、転生でもなかったかもしれませんが、

広い意味では転生という括りなのかなと思っています。

 

韓国ドラマで、転生を扱ってるのが僕としては新しく感じました。

 

日本では、転生ものはたくさんあるし、

人気ジャンルとして定着していますが、

「財閥家の末息子」は、

日本の転生ものとは少し違くて、

日本のものは、基本的に仮想世界、

現実ではない世界に転生するものが多いですよね。

リゼロ、転スラ、無職転生、などなど、全て異世界に転生しています。

 

それに比べて、財閥家の末息子では、

現実の世界の別人に転生するというところが、

新しい転生もののような気がして、

面白いなと思いました。

 

日本の場合は、現実に絶望して、

現実からの逃避として異世界転生が救いのような感じですが、

現実を変えるために現実の別人に転生するような感じでした!

 

また、現実の別人、

過去の人物に転生するので、

過去に起こることすべて知っている状態なわけです。

 

つまり、未来予測が100%当たるわけです。

 

未来予測が当たるということは、経済的には最強です。

未来予測できるっていうのが、

どれだけ経済の戦いに有利なのか、

ということがこのドラマで描かれていたのも印象的でした。

 

僕は理系なので、理系ネタでいうと、

なぜ人間は物理学でも数学でも時間微分したがるのか、

微分方程式を重要視してきたのか、

ということを肌感覚的に再認識させられました。

 

時間微分というのは、簡単に言うと、

時間で微分する、

つまり、単位時間での変化を見ることを指します。

時間で微分するということは、

変化を予測することに役立つんです。

 

微分の演算が入っている方程式のことを、

微分方程式と呼ぶわけですが、

微分方程式を解くとわかることの一つが、

あるものの時間的な変化なわけです。

 

あるもの、というのが経済なら、お金の流れでしょうし、

物理なら、熱や電場、磁場などになります。

 

また、経済の大元は数学です。

日本人は経済学部を文系として扱ってるので、その感覚が薄いですが、

間違いなく数学がもとにあります。

 

微分方程式がこれまで重要視されてきた理由の一つが、

未来予測ができるからです。

 

人類がこれまで、めっちゃ頑張って、

微分方程式などの経済法則を見つけようとしてきたわけですが、

未来から来た人は、次に何が起こるのか知っているわけで、

それこそラプラスの悪魔的な感じですよね。

 

未来予測こそが、投資の世界では最強であるということ、

これを体感的に理解できるドラマだったなぁと思います。

 

ちなみに、どんなに有能な投資家も、

未来予測が100%当たる人はいません。

どんなに天才的な数学者でも、

投資の世界では、失敗しています。

なので、本当に未来からタイムスリップできたら、

めっちゃ大儲けできるでしょう。

 

理系的な視点でいうと、

そんな感じの感想を抱いてしまいましたw

 

さらに、財閥家をテーマに扱っているので、

財閥解体や市場の自由化、

財閥内での権力闘争、

裏金問題、

世襲制の問題などなど、

社会問題もわかりやすく扱っていて、面白かったです。

 

韓国の歴史を扱っているわけですが、

日本でも、財閥の解体や市場の自由化などは

行われてきました。

日本の財閥解体といえば、

三井や三菱などの財閥解体が有名ですよね。

韓国も財閥が存在することで有名で、

スマホで有名なサムスンも元は財閥です。

 

そんな感じで、歴史的な背景も含んでいるので、

よりリアルに、もし未来を知っている人が、

その時代にタイムスリップしたら、

どういう投資の戦略を行うのか、

ということを考えながら見ることができて楽しかったです!

 

さらに、権力闘争から、

サスペンス要素を生み出していて、

誰が主人公を貶めようとしているのか、

ということを考えながら見てみることをおすすめします!

 

1番怖い人は誰だったのか、

衝撃的だったので、予想しながら見てみてください!

 

という感じで、めちゃくちゃ面白いドラマだったので、おすすめです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

では!