今日の朝、カサブランカという映画を見た。
見てわかるとおり、白黒映画である。
もしかしたら、人生で初めて白黒映画を見たかもしれない。
ローマの休日くらい見たことあるやろ、
と思ったかもしれないが、残念ながら、まだ見たことがないのだ。
なんで今ごろ、カサブランカなんか見たん?
という問いに対して答えていくと、
村上春樹が月刊の新潮に寄稿していたので、
それを買って読んだ。
そしたら、以下のようなことが書かれていた。
「月の光とラブソングは決して時代遅れにはならない」
ご存じの通り、みたいな感じで書かれていたのだけれど、
いや、知らんがな。と思ったので調べてみた。
そしたら、それは「as time goes by」という曲の歌詞なのだということが分かった。
そしたら、これは映画「カサブランカ」の中で
流れているらしいこともわかった。
ということで、
映画「カサブランカ」はどんなもんや?
と思い見てみたということだ。
以下は感想になる。
とりあえず、見ていて逆に新鮮だった。
逆の逆を行く感じ。
いや、それは佐藤鹿太郎!
というツッコミが読者から寄せられると、
それが通用すると僕は信じたい。
詳しくは、「大豆田とわ子」を見てくださいw
いや、今日は疲れているから、
話が脱線事故を起こしていて、
挙句の果てに、追突事故まで起こしているような
そんな感じですが、誰も死にはしないので、
許していただきたい。
それで、話を戻して、
逆に新鮮だったという話。
今まで、フルカラーで、
込み入ったストーリードラマや
いろんな込み入った技術が盛り込まれた映画などを
たくさん見てきたわけだけれど、
(三回も離婚した女性が主人公のドラマとか)
逆にシンプルなストーリー、
ありがちなラブストーリー、
ミニマリズムを体現したような白黒、
そんなもののほうが新鮮に感じられた。
いや、とにかく、見ていられるのだ。
これだけ、フルカラーに慣れ切った目でも。
それはたぶん、古典的名作のパワーというわけなのだろう。
俳優の演技力、俳優のイケメン度、
女優さんの目の輝き、女優さんの美人度、が凄まじい。
女優さんの名前も知らないし、俳優の名前も知らないけれど、
とにかく本物ってこういう感じなんだな。と思った。
映像でこんなに感情が沸き立つのなんて、映画館以外では、
あんまり感じることはなかった。
いわゆる鬼気迫る演技力ということだ。
ゲーテの「ファウスト」でも読んでいるような気分になれる映画。
悪魔との契約という設定はありふれているけれど、
ゲーテが織りなす物語には、
古典的名作に固有のパワーが宿っているように。
ちなみに、悪魔と書いて思い出すのは藤原竜也なのは、
僕だけなのだろうか?w
悪魔的だ~。
にしても、今日の文章は、
本当に事故っていて、滑稽ですね。
自分でもそう思うから、批判するのはよしてください。
ということで、カサブランカ、おススメです。
もっとちゃんと書けばよかったなと思うくらい良い映画でした。