すべてのことは自分が行動を起こせばうまくいくのではないかと。
最近思う。
例えば、この前、
はじめて会った人たちと食事する機会があった。
そういうときに、日本人はシャイで空気を読もうとしてしまう。
空気を読もうとするあまり、
何を話し始めればいいのかわからない。
頭でグルグルと思考しながらも、
何を話せばいいかわからない。
そして、時間がたてばたつほど、
天気の話題はもう遅いなとか、
自己紹介するような雰囲気じゃないなとか、
いろいろと条件が悪くなっていく。
誰か、なんか話してくれ。
そういう停滞した空気が流れるようになる。
その時に意を決して、僕は周りの人に不自然ながら話しかけ始めた。
最初に話しかけたつもりだった人には、
話しかけていることを気づかれず、
若干空振りした感があったけれど、
ほかの人達はちゃんと見てくれていて、
なんとか話がつながった。
めっちゃ冷や汗をかいたけれど、何とかなったんだよね。
そのときの食事会にいたのは、
僕よりも一回りも二回りも年上の方だったから、
どう考えても、その人たちが話しかけるべきだ。
と僕は思ってしまっている節があった。
でも、そういうときでも自分から話しかけた。
だいたいにおいて、自分から話しかけるっていうのは難しい。
どんな話題で話しかけていいのか正解がないし、
どうしても楽をしようとして、「待ち」に回ってしまうことも多い。
けれど、何でもいいから自分から何か話題を振り始めると、
一気に場が和んだり、雰囲気が良くなったりするもんだ。
別にどうってことないことなのに、
始めるっていうことにはエネルギーがかかる。
先陣を切るっていうのは、思っているより簡単じゃない。
僕は流れに乗るのはいつも得意なんだけれど、
流れを作るのは苦手としている。
でも失敗してもいいから、なんか行動を起こし始めると、
その失敗を見てくれている人がいたりもするし、
その失敗している姿を見て、逆に好感を持ってくれたりもする。
不思議なもんで。
なんか停滞してるな、とか
なんかもっと盛り上げれないかな、とか
そう思ったときは、自分が何かを始めるべきときなんだ。
誰かを頼るんじゃない。
自分で始めるんだ。
そうすれば、全部うまくいく。
一見すると失敗しているようで、
全体を俯瞰したら確実にプラスになる。
特に、僕はコミュニケーションが下手なタイプなので、
たぶん、最初は失敗する。
だけど、それでいいんだと最近思う。
誰かが失敗して場を和ませるのも、悪くない。
その役目を自分から買って出ることは悪くないなと最近思うのだ。