【書評】静かな人の戦略書

いい本を読んだので、共有しておく。

その本が、こちら

 

「あー。そういう本ね。

結局、HSPとか内向的な人を慰めているだけでしょ?」

と思った方にこそ、読んでいただきたい。

 

というのも、僕も手に取ったときにそう思ったからだ。

こういう類いの本は何冊か読んでいるが、

読者(内向的な人)に慰めを与えているだけで、

なんの解決策にもなっていないような駄作が多かったのだ。

(お金を無駄にした)

 

しかし、この本は違う!

 

HSPは、こういう仕事に向いていて、こういう才能があるんです!」

みたいな無駄な情報ではなく、

もっと普遍的なことが書かれている。

 

 

この本の目的は、

内向的とか外交的とか関係なく、

他者理解をすること(もしくは自己理解)と、

成長していくための具体的な方法論を学ぶことである。

 

実際にこう書いてある。

 

「私が○○なのは、内向型だから」

とか

「私は内向型だから☓☓できない」

などと、

内向型をひと括りにして決めつける発言は、

危険なだけでなく、

みずからの成長の可能性を著しく狭めてしまうことになる。

なんと言っても、

本書の最大の目的は、

内向型の人たちが自分自身をよく理解し、

仕事で成功するために、

自分ならではの方法を見つけるお手伝いをすることなのだ。

85ページより引用

 

この本はよくある慰め本とは違って、

騒がしい社会で静かな人がとるべき具体的な戦略について書かれている。(しかもエピソードベースでわかりやすい)

内向的であることに言い訳もせず、悲観もせず、単にそれを認め、

それに対してどうすべきか、ということにフォーカスされている。

 

ものすごく前向きな本だった。

 

更に良いのは、

読者に忖度せず、言い切っているところ。

断言しているのが良い。

例えば、この一節。

ここでまず、はっきりさせておこう。

あなたや私だけにぴったりの仕事なんてものは、存在しない。

誰もがどうにかして自分の強みを見出し、

それを生かして生計を立てようとする。

言い換えれば、重要なのは、自分がもっとも価値を生み出せる仕事を見つけることであり、

それは必ずしも、いちばんやりやすい仕事とは限らない。

95ページより引用

いわゆる「天職」なんていうものはない!

と言い切っている。

著者が自分のスタンスを明確に示している。

これが良いところ。

 

「あれもいいし、これもいい。

結局、なにもかも相対的なもので、

グラデーションで変わっていくんです!」

みたいな相対主義的で、立場が明確ではない本には読む価値がない。(そもそもそんな本は売れもしないが)

 

相対主義者は自分の立場を明確にする勇気がない怠け者であり、

そんな本は読むだけ無駄であるというのが僕の持論。

 

 

 

 

話を戻すが、

この本はものすごく現実的だと思う。

 

なんでこんなに現実的なのか?と考えてみると、

著者自身が身を以て体感してきたことを体系的にまとめた本であるからだと思う。

そして、著者自身はおそらくかなりの読書家だ。

なぜなら、この本の中ではたくさん引用がされているから。

 

1個の良いプレゼンをするには、

その背後に100個くらいの準備が必要であり、

1冊の良い本を書くには、

その背後には100冊くらいは準備が必要なのではないかと思う。

 

アウトプットというのは、

100の準備の上に成り立つ上澄みの1のことであり、

本書はまさに上澄みの贅沢な一滴が凝縮されている。

 

本の内容を引用できるということは、

その本を熟読しているからであり、

そこから得た学びを自らの身を以て実践してきたからこそである。

 

この本は、間違いなく名著の類いだと確信する。

それくらい僕には役立つ内容だったし、

手にとって全く損はない。

 

外向的であろうが、内向的であろうが、

本書を読むことには価値がある。

 

ぜひ書店で手にとってみてほしい。

 

ps.

最近のビジネス書は二極化している。

うすっぺらいテクニック集と、

エリート向けの分厚い良書に。

(もちろん本書は後者)

 

得てして、翻訳本は分厚い良書で、

日本人が書いた本は薄っぺらい。

なんでだろうね。

夏の睡眠について 寝つきが悪いのをなんとかしたいので調べてまとめてみた!

今回は、まとめ記事にしようと思います。

夏の睡眠について!

 

僕も毎年悩まされているので、

同じ悩みを持たれている方にぜひ参考にしていただけたらと思います!

 

基本的なところは別として、

今回は夏の睡眠対策についてのみ書きますのでご了承ください

 

部屋の温度・湿度

「一般的には、室温26~28℃が心地よく眠れる環境だといわれていますが、大切なのは温度よりもタイミング。ついやりがちな間違いが、布団に入ったタイミングでスイッチを入れること。

寝室の向きや窓の大きさ、カーテン素材などにもよりますが、日中に室内に溜め込んだ熱が夜になっても天井や壁にこもっているため、寝るタイミングでエアコンをつけても、なかなか室温が下がりにくいもの。寝室に入る30分前にエアコンをONにし、熱の溜まりやすい天井に風をあてておくのが、効率よく涼しい睡眠環境をつくるコツです。」

寝苦しい熱帯夜もこれでぐっすり!睡眠のプロが教える暑い夜の快眠テクニック | 睡眠 | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic

あらかじめ部屋を冷やしておく!というのがポイントみたいです。

たしかに、寝苦しさの元凶は湿度と気温が高いことですから、

当たり前といえば当たり前のことですが、

寝る前にエアコンをつけてもなかなか温度が変わらないので、

30分前につけるのが良いらしいです。

 

また、湿度も大事らしく、

朝起きたらパジャマや寝具が汗でべったり、寝ている間に多量の汗をかいてしまう経験は、誰しもがあるのではないでしょうか。

人間は寝ている間に発汗し、体内の水分を蒸発させながら、体温を調節しています。

汗をかいて、不快で眠りにつけない、汗を大量にかき脱水状態で朝起きた時に気怠さを感じる状態であれば、湿度を調節すれば、よく寝られるようになります。

快適な眠りにつくためにも、「温湿度計」を用意するなどし、エアコンを調節して部屋の湿度を50〜60%に調整するようにしてください。

暑い夏の夜でも快適に眠るコツ!湿気や寝汗と上手く付き合おう | ブレインスリープ (BrainSleep)

僕は完全に寝汗が多いタイプなので、

今後は湿度も気をつけていこうと思います!

意外と湿度については盲点になりがちだと思うので、

ぜひ参考にしてみてください!

 

余談ですが、

扇風機はあまり使わないほうが良いみたい。

扇風機は就寝前か、寝る前にタイマーを設定して自動的に切れるようにしましょう。

扇風機が身体に当たり続けると体温は低下し、汗の蒸発により脱水状態にもなって、快適な眠りを妨げます。

暑い夏の夜でも快適に眠るコツ!湿気や寝汗と上手く付き合おう | ブレインスリープ (BrainSleep)

部屋にエアコンがないなら扇風機を使わなければならない人もいると思いますが、

足もとに向けて扇風機をつけると、

熱を冷ましてくれて、かつ睡眠を妨げないようです。

 

入浴

入浴についてですが、

基本的には、湯船につかるのが良いようです。

ただ、つかる時間は記事によってばらつきがあります。

なので、自分が快適な時間だけ湯船につかるようにすれば良いと思います。

苫米地博士の睡眠本の中には寝る前に41℃の湯船に2~3分と書かれていたけれど、

ネットで調べると、大体ぬるめのお湯に10分から30分くらいと書かれていることが多いですね。

そこで、しっかり湯船に浸かることで深部体温を上げようというわけです。一度上げることでリズムがつくりやすくなり、快適に入眠できるようになります。


ただし、熱すぎる湯に浸かると交感神経が優位になり、寝つきづらくなってしまうので、40℃程度までのぬるめのお湯に10~15分程度を目安にしましょう。

また、寝るときにタイミングよく体温が下がるようにするために、入浴は寝る1時間半から2時間前くらいまでに済ませるとよいでしょう。

熱帯夜でもす~っと眠りにつくワザ | 睡眠・休息・メンタルケア | サワイ健康推進課

温度や時間などの塩梅は、個人差も大きいと思うので、

自分で試しながら、探っていくのが良いかと思います。

服装

服装は基本的には長袖、長ズボンが良いみたいです。

体が冷えすぎても体調を崩すので、夏でも半袖、半ズボンはやめた方がいいらしいです。

快適な睡眠と目覚めを得るなら、夜はエアコンを27℃前後でつけっぱなしにして薄手の長袖と長ズボンを着用して寝るのがいいでしょう。材質は吸湿性、吸水性にすぐれた麻や綿がベストです。シワになりやすいなど衣類としてのデメリットはありますが、体温調節には適しています。

化学繊維はレーヨン、テンセルは吸湿性、吸水性に優れていますが、ポリエステルはムレやすいので、夏の寝間着としての利用は避けた方がいいでしょう。

真夏の睡眠、しっかり寝てすっきりと目覚めるには?|オムロン ヘルスケア

 

参考文献

panasonic.jp

brain-sleep.com

kenko.sawai.co.jp

www.healthcare.omron.co.jp

 

 

つまらない勉強と面白い勉強

最近はもっぱら院試の勉強に勤しんでいる。

ある程度は目処がついてきて、

余裕はそこまでないけれど、

そこまで切羽つまっているわけでもない。

ただ淡々とやるべきことをこなしているところだ。

 

勉強している内容は、

基本的には2つ

環境放射線学と水環境学

わかりやすく言うと、

放射線の物理と化学、

化学物質の水中の動態(化学平衡や酸化還元、錯生成など)についての勉強だ。

 

僕の受ける院試は

割と楽で、

数学、物理、地球環境学のなかから一つの科目を選ぶことができる。

僕は地球環境学を選んだわけ。

 

まあそんなことは読者にはよくわからないだろうし、

そんなことを書きたいわけでもない。

ただの余談。

 

で、今回書いてみたいのはつまらない勉強と面白い勉強について。

 

勉強なんて全部つまらない!

って思っている人は、

この記事にたどり着きようがないと思うので、

勉強には面白いときとつまらないときがあるという前提で話は進める。

 

僕にとって面白い勉強というのは、

完全な自発性でないにしても、

ある程度の自発性が担保されている勉強である。

もしくは知的好奇心に合っている勉強、

すこしだけ背伸びしなければならない勉強、

目的がはっきりしていて、

かつその目的を達成したいと心から望んでいる場合の勉強。

 

自発性というのは、単純に自分がやりたいと望んでやっているか否かという問題で、

大学に入ってからは大抵の勉強はある程度の自発性が担保されるようになった。

 

ここで言う勉強というのは、ただ机に向かってなにかを記憶したり、理解したりするThe勉強ではなく、

もっと広義に定義する。

映画を見たりすることも、小説を読むことも、あるいは実体験としての学びも勉強としておく。

 

高校までの勉強はぶっちゃけ自発性は皆無だった。

ぶっちゃけ、全部やらされてる気分だったし、

高校ががんじがらめな校風だったこともあって、

勉強は苦行でしかなかった。

 

そもそも忙しすぎて、広義な勉強をすることはキャパ的に無理だったし、

好奇心を掻き立てるエネルギーも欠如していたように思う。

 

非常にもったいない時期を過ごしてしまったなと思う。

自発性と自由度には相関がある。

自発性を発揮するにはある程度の選択肢が用意されていなければならない。

この中からどれを選んでも良いよ!

という状態でなければ自発性は発揮されない。

 

つまらない勉強には自発性がない。

つまらなさの根源にはやらされてる感がある。

自分でそれを望んでいないから、

やる気も起きない。

やる気が起きないからつまらないし、

つまらないからやる気もさらに起きない。

 

あるいは、先の見えない勉強もつまらない。

具体的に言うと、その場限りのただの知識の詰め込みなど。

そんなものはグーグルに任せればええやん!

というツッコミが入る勉強はつまらない。

 

高度な勉強をしようとすると、

ある一定の苦しい勉強をしなければならない。

例えば、大学レベルの物理や化学を勉強するためには、

それ以前に数学3をやり込んでいないと理解が進まないし、

数3をやり込んでいないと話にならない。

 

こういう類いの勉強には、

つまらなさが含まれているだろう。

でもそれに耐えることができるのは

その先があるからだ。

 

つまり、数3を勉強しなければならない動機、目的がある。

これがあれば、多少辛くても、多少難しくても食らいついていける。

 

本当につまらない勉強というのは、

それすらもないときだ。

 

やる意味がわからない。

そもそもやりたいとも思わない。

必要性も感じない。

けれど、提出物だから。

単位を取らないと卒業できないから。

いやいやでも勉強しなければならない。

 

この種の勉強はかなり辛い勉強だと思う。

大学を卒業するにはこの種の勉強をしなければならないときもある。

すべてがすべて自分の興味にあっているということはありえない。

 

そういう勉強はなるべくしないほうが良いと思うのだけれど、

なかなかゼロにはならないものだ。

 

じゃあどうしたらつまらない勉強をある程度楽しめるのか。

それは、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。

どうしたらいいいだろう?笑

また考えてみる。

答えが出たらまた書こうと思う笑

 

つまらない勉強はなるべくしないことだ。

勉強は本来楽しいものなのだから。

特に大学生は、本来の勉強の楽しさを思う存分味わうべきだと僕は思う。

NARUTOのエンディングは名曲ばかり

今回のテーマは最近はまっている音楽について。

タイトルにもある通り、NARUTOのエンディングをよく聞いている。

その中でもホームメイド家族の曲は群を抜いて良い!

まずは、聞いてみてほしいところなのだけれど、

僕が良いなと思う歌詞を引用しつつ紹介してみる。

流れ星


www.youtube.com

空を見上げれば

星たちがほら、瞬いてる

この地球の人たちみたいに

様々な光を放って

その中で僕も

ひときわ輝いていたんだ

すごくポジティブな曲ですよね。

最近の曲ってどこか暗いような印象があるんですが、

平成20年代の曲はポジティブな歌詞が多い印象がしますね。

NARUTOの数あるエンディングの中でも名曲の一つだと思います!

FREEDOM


www.youtube.com

いばらの中に真実は一つだ

痛いぜ痛いぜ そりゃ痛いぜ

当たって当たって ぶっ壊せ

頭の前に全身で Feel That

無傷のままじゃ Can't Get No Freedom

この曲を聞いて思うのは、

無傷で得られる自由なんて本物ではないんだぜ!

ということ。

いつだって自由を求めた人間は戦ってきた。

時代によっては多くの血を流し、

たくさんの命を犠牲にしてきた。

そうやって得た自由は本物だと思うし、

たとえ物理的には血が流れなくても、

非物質的な血が流れた結果として得た自由も本物なんじゃないだろうか。

NO RAIN NO RAINBOW


www.youtube.com

流れる涙が静かに

何かの終わりを知らせる

見上げた雲間に青空

きっとやまない 雨なんてない

傷ついた胸の奥に

きらやかな虹がかかる

すべてはそう、ここから始まる

いつかは晴れる No Rain, No Rainbow

雨無しでは虹も架からない。

本当にその通り。

苦しみの先に得た輝きとか

痛みの先にある喜びとか

あるマイナスな現象が起きてそれが反転したとき

人間は強くなるのだと思うし、

その瞬間が人間の魂が輝いている瞬間なのだと思う。

辛いときに思い出したいことだよなー。と思う。

 

最後に

今回は紹介しなかったけれど、

他にもたくさんいい曲があるので、

NARUTOのエンディングはおすすめ。

言うまでもなくオープニングも良いけどね!

免許取ったぜ!という話

お疲れ様です。

別に疲れてなどいないけれど、

お疲れ様です。こんにちは。

 

今日は、尾崎人権宣言の日らしい。

何を言っているのかわからない方がほとんどだろうけれど、

要は、免許を取ったということである。

 

免許をとるのって大変ですね。

一回、本ちゃんの試験場で受ける試験に落ちてしまいました。

しかもあろうことか89点。

 

あと一点だった。

猛省しつつ、めちゃくちゃ勉強して、

二日後に受かりました!さすがは尾崎!

我ながら素晴らしい!

 

 

二日勉強した末の点数は!

 

 

91点!

 

 

危ない!

なんという綱渡り!

すごいバランス感覚だ!

と脳内実況席では絶叫されていた。

 

いやー。素晴らしいバランス感覚は素晴らしいのだけれど、

 

もうちょっと危なげなく受かりたかったものですね。

 

しかも勉強前との点数の差は2点。

1日あたりにすると、1日1点(笑)

しかもそのうち一点は、

ミニカーの法定速度は40キロの○×(もちろん×)奇跡的というか、この問題は2回受けて2回出た。

 

いや、それ勉強前でもなんとなく覚えていそうな問題やないかい!

とまた脳内実況席の解説員は叫んでいた。

もうこれは年中殺のせいにしておこう。

やっぱりね、年中殺は、

一個一個確実にできるようにしていくのがポイントなんですよね!(汗)

 

ということで、

今日は尾崎人権宣言の日でした!

良い一日をお過ごしください!

 

PS なんでペーパーでも免許を守り続けるのか疑問だったけれど、その気持ちはよくわかった。

俺もペーパーであっても、死にものぐるいで死守するだろう。

 

本当はもっといろんな話をみんなとしたかった。

半年前くらいにサブログの方に書いていたことを転載しておきます。

久しぶりに読んでみたら、意外と良いこと書いていたので。

それではドウゾ!

常々思っていることだけれど、

やっぱり僕は身体感覚を大事にしていきたい。

 

そう強く思っている。

今の世の中、オンライン空間があるから、

どうしても、

人と人とがわざわざ会わなくてもいいようになってしまっている。

 

身近にいる人ですら、

テキストメッセージだけのやりとり。

仲の良い人ともたまにしか会わない。

 

もしかしたら、僕以外の人はどうでもいいのかもしれないけれど、

僕はやはりリアルな実感として同じ空間を共有したり、

同じ時間を共有したりすることを諦めたくはない。

 

どんなにまどろっこしいめんどくさいことであったとしても、

それは死守するべきことであって、

どんなにそこから目をそむけてみたところで、

結局は人間は人間なのだと。

 

生物としての人間とか、

身体感覚を有した存在として、

つまり言いたいのは、

生身の感覚とか、

肌感覚とか、

そういう「本来の人間らしさ」を持ったまま生きていきたい。

 

今日もそれを強く感じたし、

たとえ、僕が何をしていても、

何もしていなくても、

誰かが同じ空間でしゃべっていたり、

同じ釜の飯を食ったり、

そういう人間的な、

あまりに人間的な営みがどうやっても好きでたまらない。

 

僕の本質として、天の邪鬼であるから、

あえて本当に楽しいときとか嬉しいときに、

感情を表に出さないようにしたり、(できてるかは知らんけど)

特に女の子の前では、ちょっとおとなしそうに(大人らしく?)演じてみたり、

あんまり本来の子供っぽさを出さないようにしている。

たぶん、やっぱり男として強く在りたいとかそういう気持ちが強いのだと思う。

結局、メッキに過ぎないのだけれど(笑)見栄っ張りなんだろうね。

 

たまーにそういう自分を客観視すると、

とても愚かでとても滑稽に感じるけれど、

それでもそれが僕という存在で、

そういう性質までもがもはや愛しいとすら感じる。

 

今回の話に関連している僕が大っっっ好きな本を一冊紹介してみる。

スマホを捨てたい子どもたち 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方 (ポプラ新書)

その本がこの本。

この本は本当に面白いし、

これからの社会を生きる上でも大切なことが書かれているので、

ぜひ手にとってみてほしい。

 

この本で言いたいのは、

一言でまとめると、

生物としての人間という意識を取り戻せ!

っていうこと。

 

スマホやらパソコンやら、

デジタルデバイスによって、

僕たちは生物としての人間らしさを失っていると。

 

僕は上でも書いたように、

これには完全同意。

本当に、大事なことだと思う。

 

僕がわざわざ人と会う機会を作ろうとするのも、

わざわざ飯を一緒に食おうとするのも、

結局は、みんなと仲良くなりたいし、

そうやって信頼できる人たちに囲まれて生きたいから。

 

だから、僕は多少無理やりにでも人には会うようにしたい。

こんな世の中になって、本当に悲しく思う。

人と人とがお互いの体温を感じながら、

人の温かみを感じながら生きていける世の中のほうが絶対に良い!

 

どんなことがあっても、僕はそれを信じているし、

今後もそれは変わらないことだと思う。

 

人のぬくもり、温かみ、慈しみ、愛しさ、

そんな生身の感覚と、

心の奥が暖かくなるようなそんなものを大事にしていきたい。

 

こんなことを言っているとバカなやつだと思われるかもしれないけれど、

それでも僕は人に愛されたり、人を愛したり、

そうやって生み出される愛念(あいねん)こそが人には必要だし、

僕はいつもみんなが明るく、軽く、暖かく、熱く、元気になってもらえるように祈っているし、今後もそれは変わらない。

僕の行動原理は愛念。人間愛。でありたい。

結局、みんなのことが好きってこと。

 

それで、ここからは、今思うことを加筆するんだけれど、

僕はもっといろんな話をしたかった。

もっとみんなと一緒に時間を共有したかった。

でも、踏み込みすぎて拒絶されてしまうのが怖かった。

 

どうしても後悔せずにはいられない。

語るべき何かはもっとあったはずなんだ。

語られるべき物語がまだたくさんあるはずなんだ。

どうしたってやるせない。

 

俺にはどうすることもできなかった。

俺だってできる努力はしたつもりだった。

でもなんだ?この胸の痛みは。

物理的に心臓を捕まれているような痛み。

大丈夫、心配ない。

こんなことは時間が解決してくれる。

 

人の縁は月の満ち欠けのようなもの。

欠けてしまう時間帯は一定期間必要。

たしかにその通りだよ。えべっさんは正しいよ。

でもね。俺は待ち続けたよ。この四年間。

待ち続けたけど、さらに月は欠けていってしまった。

新月はこんなものではないのかもしれない。

そう思うと末恐ろしい。どうかこれが新月でありますように。

 

これが僕にとっての第一章なのだとしたら、

第一章、終わり!

って叫びたい。

次の頁から第二章が始まって、

一章で突き落とされた読者に、

新しい希望と展開が待ち受けていないと物語として面白くないじゃないか。

ミステリにはありがちなこの展開は、

たしかに月の満ち欠けに似ている。

 

心の月が他の心の太陽によって照らされる、

そんな展開は待ち受けているのだろうか。

 

でも、それでも、いずれまた新月は訪れなければならない。

だとしたら、なんでまた新しい展開を期待するのだろう。

 

ニーチェなら、そんなもの当たり前だろ!

それがニヒリズムだ!

神は死んだんだ!

だからこそ、人生に積極的に挑め!

と熱くツァラトゥストラに語らせるんだろうけれど、

今の僕にはいささか熱すぎて、やけどしてしまいそうだ。

陰極まったら陽兆すんだろ?

さっさと陽兆しやがれ。

2022年6月中に見た中で面白かった映画3選

最近、更新頻度が減ってしまっていますが、

院試があるためご了承ください!

今回は、今月(2022年6月)に見た中で面白かった映画を3つ紹介します。

ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバーは、伊坂幸太郎の小説が原作で、

韓国で作られた映画。

どうでもいいけど、チョン・ソミンさんという好きな韓国の女優さんが出ていました笑

それ目的で見たわけではないし、脇役なので、あんまり出演時間は長くなかったですが。

あらすじについてですが、

仙台を訪問中の首相が、凱旋パレード中に暗殺される。その日、久々に再会した大学時代の友人から謎の警告をされていた宅配ドライバーの男は、突然警官に銃撃される。わけのわからぬ間に暗殺犯に仕立て上げられた男は、必死で逃走する。

日本版のあらすじですが、

たぶん話の大筋は変わっていないと思います。

ゴールデンスランバーで面白かったのは、

世界を裏で牛耳っている勢力についての描写です。

陰謀論に近いような話ですが、

現実にも起きているのではないか?

と思わされるのが非常に面白いところです。

 

主人公がめっちゃ純粋で、

それを貫き通しているのも面白かったですね。

普通は、人のことを疑うのが当たり前ですし、

周りの人も信用ならない状況なのに、

その純粋さを貫き通して、逆に周囲の人たちを感化していくところが面白かったです笑

 

現実にこんな人いないやろ!笑

と思わず突っ込んでしまいましたが、

韓国の映画というだけあって、

映像もきれいで、演技も上手で引き込まれました。

最近は本当に韓国映画のクオリティが高い!

 

とてもおもしろいのでおすすめです!

 

いぬやしき

いぬやしき

いぬやしき

  • 木梨憲武
Amazon

いぬやしきは漫画が原作の映画です。

ご存知のかたも多いかと思います。

僕は漫画の方は一巻しか読んだことがなくて、

設定くらいは知っていましたが、

それがどのように展開されていくのかは全く知らなかったので、

とても楽しんで見ることができました。

 

これはSFなので、

現実感はまったくなく、

一つのファンタジーとして見ると楽しめると思います。

 

「GANTZ」の原作者・奥浩哉と監督の佐藤信介が再びタッグを組んで贈るSFアクション大作。主演に木梨憲武と佐藤健を迎え、ある日突然、超人的なパワーを宿した冴えない初老男性と冷酷な高校生が、人類の命運をかけて繰り広げる壮絶なバトルの行方を迫力のアクション満載に描く。定年を間近に控え、会社にも家庭にも居場所のない冴えないサラリーマンの犬屋敷壱郎。医者から末期ガンで余命僅かと宣告されても家族にも打ち明けられないまま、ただ一人で悲嘆に暮れるだけ。そんな時、謎の事故に巻き込まれ、身体が機械化されたサイボーグとして甦り、超人的な力を宿すことに。高校生の獅子神皓もまた同じ事故で同様のパワーを手に入れる。犬屋敷がその力で人助けに奔走する一方、獅子神は手にした力で無慈悲な無差別殺人を繰り返していくのだったが...。

グーグルの検索結果より引用

引用してはじめて知りましたが、

ガンツの原作者と監督さんがやっているんですね。

なんか納得しました笑

たしかに似ている点が多かったなと思います。

 

ガンツでもいぬやしきでも

宇宙人と戦うとか、宇宙人が人体を変えるとか、

宇宙人がテーマになっていますし、

アクションに関しても似ているところがありますよね。

 

ガンツでは外皮にスーツを纏っていたのが、

いぬやしきでは内側を機械化してしまう

ところも対比になっているんでしょうね!

 

爆笑だったのは、

最後のシーン!

めっちゃシュールなギャグで締めくくられているので、

ぜひ最後まで見ることをおすすめしておきます。

 

あれはまじで爆笑です笑

ギャグのセンスが良すぎ笑

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