こんばんは!
久しぶりに韓国ドラマを見ました。
そんなにおすすめではないのですが、
見たので、一応感想や、考えたことを書いておきます!
概要
セレブリティの概要については、以下のような感じ。
「セレブリティ」は、Netflixオリジナルドラマで、SNSセレブの裏の顔を暴く様子がスリリングに描かれている韓国ドラマです¹。
主人公のソ・アリは、化粧品会社の訪問販売員から一夜にして130万フォロワーの有名セレブになります。
しかし、セレブたちの激しい牽制の中で人生逆転を味わったアリは、セレブリティの世の中に深く没頭することになります²。
本作では、贅沢な生活やパーティーなどの「華やかな部分」と、嫉妬や競争に囚われた人々やアンチコメントなどの「闇の部分」が対比的に描写され、SNSから生まれるリアルな明暗を映し出しています¹。
¹: [韓国ドラマ『セレブリティ』あらすじ&キャスト情報 | FILMAGA](https://filmaga.filmarks.com/articles/251889/)
²: [韓国ドラマ【セレブリティ】あらすじ・キャストex・相関図|netflix | 韓国ブログと犬](https://k-ricetta.net/celebrity-cast-information/)
感想
まあ、韓国ドラマなので、脚色している部分が強いため、現実と乖離している感じが強いと思います。
それに、結構描写がえげつないことも多いんですよね。
なので苦手な人もいると思います。
そのため、別に誰かにおすすめしたいドラマではないんですが、面白いし、考えさせられる点もあったので、一応書いてみようと思います。
まず、このドラマでは、SNSでセレブと呼ばれる人たちが描かれていて、
どうやってSNSで成り上がるか、ということを描いています。
結局、SNSは虚飾の世界で、アテンションエコノミーの最たるものなわけなので、
有名になり、数の論理でゴリ押す、っていうだけですw
『セレブリティ』の面白さは、SNSの虚飾を暴いているところ、というより、
サスペンスの要素があるところだと思います。
主人公が死んだと思われていたのに、なぜかライブ配信をしている、
っていう設定で、「なんで!?」
というところを推理しながら見れるのが面白かったです。
「bbbfamaous」という匿名アカウントがキーになっているんですが、それが意外な人物だったので、推理しながら見てみると面白いと思います!
考察
まあ、こういうSNS系のドラマを見たときに考えることといえば、正義中毒ですね。
SNSってよく知りもしないことをさんざん叩いたり、知ったかぶりしたりするじゃないですか。
問題の根本を解決したいわけではなくて、
特定の目立った対象のみをたたきまくる風潮があると思うんですが、
『セレブリティ』でもそういう風潮が描かれていて、目立った特定の対象が、セレブたちで、
セレブたちをめちゃくちゃ叩きまくる大衆、有象無象っていう構図は、そのまま描かれているんですよね。
この叩きまくる大衆や有象無象の気持ち悪さってなんだろう?
と考えてみると、手のひら返しの速さと、そこに対する罪悪感の欠如、だと僕は思います。
『セレブリティ』でも描かれているんですが、
主人公の「ソ・アリ」をめちゃくちゃ持ち上げるときと、めちゃくちゃ叩きまくるときの落差、
これがすごいんですよね。
その手のひら返しの速さと落差に対する罪悪感とかって抱かないのかな、と思いました。
SNSに溺れる人は程度の差はあれ、全員が双極性障害に陥るのかもしれない、とも思ってしまいました。
それくらい、手のひら返しの異常さについても考えさせられましたね。
という感じで、誰にでもおすすめできるようなドラマではありませんが、
現代の世相の問題点みたいなものを考える材料としては面白いと思います!
ちょっとえぐい描写とか、別に大丈夫だよ、
という人は見てみるといいと思います!
最後まで、読んでいただき、ありがとうございます!
では!