以下、インスタに書いた文章ですが、転載しておきます。
怪しいらしいので、他の追随を許さないくらい、もっと怪しくしていこう!という企画。自分が楽しむための。
今回は、
すべては導かれている(田坂広志 著、PHP文庫)
この本は、本当に良い本。
死生観がしっかりある人なら、共感できるところが多いはず。
死生観、ということを考える時に、自分の死に直面したことがあるか否か、が結構重要だと思う。
マジで死ぬかもしれない、という状況に陥ったことが僕にはある。
まあ、生まれてくる前からあったんだけど、生まれてきてからもあった。
そういう状況に陥ったことが著者にもあるらしい。
死ぬかもしれない、という状況から立ち直った時に副産物として、
自分が死なずにすんだのはなんで?
という問いが立つこと。
普段はそんなことも考えずに生きているんだけど、死に直面すると否応なしに考える。
でも、死に直面していなくても考えてみてほしい。
今日眠って明日目覚めることは確定していない。シュレディンガーの猫みたいに、明日観測されたら死んでるかもしれない。それは確率的に重ね合わせの状態になってる。
だから、死に直面していなくても、その問いを持つことは絶対に意味があるはずなんだ。
すべては導かれている、っていうのは、人生に起こること、すべてに意味を見出すぞ!っていう覚悟のこと、
どんなに一見マイナスな出来事があっても、それが反転する未来を信じること。
その信念とか、理念とか、覚悟みたいなものは、怪しくても良くね?って僕は思います。人生を豊かにするものなら、素直に取り入れるっていうのが僕の生き方です。
怪しいって言われるの嫌だな、と思ってセーブしてましたが、意味なかったっぽいので、全力を尽くすとどうなるか、ということに興味があります。